英語を聞き取れるけど話せないあなたが、最速で話せるようになる方法

英語

英語が聞き取れるのに話せない。話せるようになりたい。

そんなあなたに向けて、

  • 英語を聞き取れるのに、話せない理由
  • 英語のスピーキング力を最速で高める方法

をご紹介します。

この記事のとおりに実践すれば英語は話せるようになります

 

私は、以前は英語を話すことが、本当に苦手でした。

しかし、今では、プレゼンや電話会議も、英語でこなせるようになりました

また、英語でのプレゼンや交渉が評価されて、年収が約100万円アップしました。

こうなるまでに、スクール、オンラインレッスン、通信教育、アプリなど様々なサービスを試しました。(海外留学や海外勤務はしていません。)

その結果、

英語ネイティブでない大人が、英語を話せるようになるために、本当に必要なトレーニング

が身をもってわかりましたので、そのノウハウを公開します。

スピーキング力を証明するのは難しいのですが、参考として私のTOEICのスコアは満点です。

toeic perfect score

 
本ページはプロモーションを含んでいます。本ページを経由して商品を購入したり、サービスを申し込むと、私に報酬が支払われる場合があります。

 

聞き取れるけど話せない原因

聞き取れるけど話せない原因は、とてもシンプルで、

『聞き取る能力』と『話す能力』は、別の能力だからです。

 

日本語の「読み・書き」に置きかえると、わかりやすいです。

芥川龍之介の小説を読んで、意味が理解できたとしても、

「同じレベルの文章を書く」のは難しいですよね。

これは英語の「聞く・話す」でも同じことです。

つまり、聞いて理解できる文章であっても、それを自分が話せるとは限らないということです。

 

そのため、聞き取れる英語と、同じレベルの英語を話せないのは当然と割り切り、

「自分の言葉で話す」ためのトレーニングを行えば、話せるようになります。

 

英語を話すのに必要なトレーニングは「英訳する練習」

結論からいうと、英語を話すために必要なのは「英訳する練習」です。

なぜなら、英語を話すときには、

(1)頭の中で日本語の文章を作る

(2)日本語の文章を瞬間的に英語に翻訳する

というステップが、高速で行われているからです。

(1)の日本語の文章を作る、は普通は簡単なので、

(2)の英訳スキルを磨く必要があります。

 

英語を聞き取ることができるあなたは、文法が理解できています

これは、英語を話せるようになるためには、とても有利です。

これからご紹介する方法を実践して英訳スキルを磨くことで、英語は話せるようになります。

巷では、「日本語を訳すのではなく、最初から英語で組み立てろ」と言ったりします。
でも、ある程度練習していると、いつの間にか自動的に英語で組み立てられるようになるので、心配しなくて大丈夫です。

トレーニングは2段階でおこないます。

  1. すでにある日本語の文章を英訳し、声に出して言う(短文、長文)
  2. 頭の中に思い浮かべた日本語の文章を英訳して、声に出して言う

具体的なトレーニングの方法を説明してきます。

トレーニング1:すでにある日本語の文章を英訳し、声に出して言う

(1)短い文章の英訳練習

日常生活で目にした、短い文を英訳する練習をします。

1日10個を目標に、目に留まった短文をできるだけスピーディーに英訳し、声に出します

これを毎日続けます。

最初は友達に送ったラインや、自分のツイートがおすすめです。

自分が今後も使いそうな内容かをポイントに選んでください。

考えた英訳は、メモしないでください。

実際に英語で会話するときは、メモを見ることはできないから、メモなしで話せるようにしないとね。

このときコツが2つあります。

ぱっと翻訳できそうな簡単な文を選ぶこと

・直訳が難しいときは、意訳したり、言い回しを変えて英訳すること

 

例えば、「お使い頼まれてくれる?」という文を英訳したいとします。

お使いという単語がわからなければ、言い回しを変えましょう

「私のためにちょっと買い物してきてくれる?」なら簡単な単語でいけそうです。

「Can you go and do some shopping for me?」と英訳できました。

 

もちろんわからない単語があれば、ネットや辞書で調べてOKです。

こうすることで、少しずつ自分が使える単語の引き出しが増えていきます

「お使い」は、errandという単語で、go on an errand またはrun on an errandで、「お使いをする」という意味になります。

なので、「Can you go on an errand for me?」で「お使い頼まれてくれる?」の直訳ができました。

 

単語を調べるときは、できれば、電子辞書がベターです。

ネットでも単語の意味や発音は調べられますが、電子辞書には3つのメリットがあります。

  • 検索や表示速度がネットより速い
  • 熟語や例文が、制限なく見られる
  • 広告がでなくて見やすい

 

辞書サイトは広告が重いよね。

筆者が愛用している電子辞書は、こちらのシリーズです。

カシオ 電子辞書 エクスワード XD-SRN48BK 215コンテンツ ブラック XD-SR4800BK+アマゾンオリジナルセット(英和・和英・英英)

カシオ 電子辞書 エクスワード 英語強化 コンパクトモデル XD-CV900 (英和・和英、軽量モデル)

辞書は何年も使えるので、1日当たりコストは10~20円で、投資対効果は抜群です。

 

英語ができる人に共通する特徴として、辞書をひくのが習慣になっていることが挙げられますので、

英語に本気で取り組むなら、電子辞書は手元に置いておきたいところです。

 

もちろん、広告のでないスマホの有料辞書アプリでもOKです。

ただ、会議中にスマホをさわっていると、さぼっていると勘違いされることがあるので、私は電子辞書を愛用しています。

 

(2)長めの文章の英訳練習

慣れてきたら、少し長い文章に挑戦します。

文の構成がわかりやすい子供向けニュースやNHKが配信する「NEWS WEB EASYがおすすめです。

見出しは、省略が多くて訳しにくいので飛ばし、本文を訳します。

1文ずつ訳しながら、声にだして言っていきます。

1記事を最後まで訳し終わったら、もう一度最初から同じ記事を英訳します。
最後にもう一度、合計3回行います。これが1日分です。

1週間に1つの記事と決めて、少なくとも3日間はこの練習を行います。
1つの記事あたり、3回×3日で合計9回は訳すことになります。

例えばこんな練習スケジュールです。

1
2
3
  4
5
6
    7
8
9
 

(1日に行う3回の練習は、朝昼夜とわけるのではなく、3回連続で行ってください。)


最初の1回はつらくても、9回目にはかなりスピードアップできているのが自分でもわかると思います。

英訳は毎回違っていて大丈夫です。できるなら、いろんなバリエーションで訳します。

作った英訳のメモは禁止です。

丸暗記では英訳する練習にならないので、もし覚えてしまったら別の記事に進みます。

英語を声にだすことが必要なのは、日本語とは違う口回りの筋肉を使うためです。
 

声に出すのが大事なんだね。

トレーニング1の代替手段:瞬間英作文の本を使う

トレーニング1で、訳す文を探すのが面倒、というあなたには、
どんどん話すための瞬間英作文トレーニングを使うという裏技もあります。

2,000円もしない本ですが、

訳すのにちょうどいいLineやツイートを探したり、

適当な長さのニュースを探さず、さくさく英訳する練習ができます。

ちなみに、こちらの瞬間英作文トレーニングの本は、独学で英語ペラペラになった人たちが、かなりの確率でおすすめしている本です。

この本に出てくる練習問題は、最初は簡単すぎる、と感じると思います。

でも、複雑に思える文も、実は簡単な文の組み合わせで表現できるので、

簡単な文をたくさん身に着けると、英語を話す力は確実にアップします。

トレーニング2:頭の中に思い浮かべた日本語の文章を英訳して、声に出して言う

長めの文章もするすると訳せるようになってきたら、次のステップです。

頭に思い浮かべた日本語の文を英訳していきます。

つまり、自分の言葉で英語を話すトレーニングです。

 

日本語の文は何でもよく、例えば

・今日1日何をしたか

・お酒の失敗エピソード

あなたの定番のすべらない話

・上司への業務報告

など何でもいいです。

話したときに、2~3分になるくらいのボリュームにしてください。

作った英文は、声に出して言っていきます

最初は自分で作った日本語の文をメモして、それを英訳しても構いません。(英訳のメモはNGです。)

 

自分で文章を考える必要があるので、誰かが書いた文章を英訳するより少し難しいです。

でも、この段階では思ったよりすらすら英語がでてくるはずです。

これまでにやったトレーニングで、英語を話すのに必要なパーツはすでに習得できているからです。

 

このトレーニングを毎日行います。

お風呂に入りながら、寝る準備をしながら、すきま時間で構いません。

ここまで来れば、完成です。

あなたは自分の考えを、すらすらと英語で説明できるようになっているはずです。

トレーニング番外編:単語力を強化してさらに喋れる

1と2で説明したトレーニングをやっていると、

おそらく知らない単語が多いという壁にぶちあたると思います。

単語はどうしても覚える必要があるので、を使います。

 

単語の本を1冊だけ選び、最初のほうの説明に書いてあるとおりに最後まで勉強します。

どんな本もそのトリセツどおりに取り組むのが、一番効率がいいからです。

熟語やイディオムは、ネイティブスピーカー以外には通じないこともあるので、

基礎的なものだけで十分です。

単語に優先的に取り組むのがおすすめです。

英訳のトレーニングと並行して、単語にも取り組めば、かなりのレベルアップが期待できます。

 

単語だけ取り出して覚えると定着しにくいので、

文章の中で覚えるタイプの単語帳が、結局は効率が良いです。

単語が記憶として定着しやすい単語帳を3つ厳選して紹介します。

 

1.速読英単語 必修編

文章の中で覚えるタイプの単語帳です。

基本~上級まで幅広くカバーしています。

試し読みできるので、自分に合いそうかチェックできます。

 

2.速読英単語2上級編

難しめの単語に絞って勉強したいならこちらの方がいいです。

同じように文章の中で覚えるタイプです。

 

3.DUO 3.0

長文が苦手なら、こちらの方が向いています。

1文で効率よくたくさんの単語が覚えられるタイプです。

個人的には速読英単語の方が好みですが、こちらが好きという友人もいるので、あなたに合うものを選んでください。

こちらも試し読みができます。

 

必要な単語のレベルに合わせて、選んでください。

 

単語を覚えたら、日々の英語を話すトレーニングの中でさっそく使ってみましょう

インプットしたら、すぐアウトプットするのが、単語を定着させるコツです。

 

英語が話せるようになるまでにかかる時間は?

トレーニング1の短い文章英訳練習は、最低1か月

トレーニング1の長めの文章の英訳練習は、最低2か月

トレーニング2の思い浮かべた文章の英訳練習は、最低1か月、行います。

合計 最短4か月でスピーキング力が格段にアップすると思います。

実際、筆者は3か月目くらいから、変わったという手ごたえがありました。

そんなに待てないという場合でも大丈夫です。

練習量が多ければ多いほど、上達スピードは速いです。

心が折れない範囲で、一日の練習量を増やせば早く上達します。

 

とはいえ、自分の努力だけで継続するのは難しいという人は、あえて課金をするのも手です。

お金をかければ、もったいないので、ちゃんとやろうという意識が生まれるからです。

筆者は、わりとこのタイプです。

ちょっとだけお金をかける、という意味でおすすめなのは、

リクルートのスタディサプリというアプリです。

説明してきたとおり、英語を話せるようになるためには

・(できれば)毎日

・継続して

・英語を口に出して言う

ことが大切です。

スタディサプリなら、スマホで隙間時間に勉強できるので、

毎日の継続がしやすくなります。

7日間無料で試せるので、自分に向いているかを確認することができます。

スタディサプリEnglish ビジネス英会話  

スタディサプリENGLISH(新日常英会話コース)  

(無料お試し期間終了後、自動で課金がはじまるので、向いていないと思ったら無料期間終了前に解約手続きをしてください。)

 

英語・英会話はとにかくモチベーションを維持し、継続することが大切です。

せっかくこの記事を最後まで読んだなら、今すぐLineやtwitterを開いて、

短い文章の英訳からはじめてみてください。

一瞬で英語がペラペラになる魔法はありませんが、

今から取り組めば、確実に4か月後の自分を変えられます。

 

【この記事で紹介した英語の勉強ツール】

<電子辞書>

<トレーニング1の英訳練習に使えるサイト・本>

<単語帳>

<ペースメーカー+モチベーションアップ>

 

TOEIC満点を目指すなら、読んでおいて損はないです。

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