パナソニックの電気圧力鍋でほったらかし料理。初心者でもすぐに使えた。

買ってよかった

 

  • パナの電気圧力鍋よさそうだけど、使い方がよくわからないから不安
  • 本当においしいものを作れる?
  • 実際に使ってる人の体験談を読みたい。

パナソニックの電気圧力鍋(SRMP300)を、2020年末に買いました。

まだ、買って3週間弱ですが、圧力鍋初心者の私でも、すでに10回以上使っています。

圧力鍋初心者でも使えることがわかったので、レビューしたいと思います。

 

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パナソニックの圧力鍋srmp300でできること【使い方】

パナソニック電気圧力鍋写真

 

パナの電気圧力鍋(SR-MP300)では、まず大きく分けて次の2つの調理方法ができます。

1.圧力をかける調理

2.  圧力をかけない調理

 

電気圧力鍋のメインの機能はもちろん「圧力をかける調理」です。

「圧力をかけない調理」は、普通の鍋でもできますが、

電気圧力鍋で「圧力をかけない調理」もできることで、次のメリットがあります。

(1)圧力かける調理の後に連続して、煮込み調理ができる

(2)簡単に低温調理ができる

 

では、それぞれの調理方法について、簡単に説明します。

パナの電気圧力鍋の圧力調理

パナの電気圧力鍋の一番メインとなる機能が圧力調理です。

私はこれで、サムゲタン、ロールキャベツ、あずきの炊いたもの、カレー等を作りました。

 

圧力調理のいいところは、お肉が柔らかくなること、調味料が少なくても味がしっかり染みることです。

 

そして、一口に圧力調理といっても、無水調理、ご飯を炊く、蒸す、煮る、ゆでる、炊く があります。

(鍋の内側のフッ素コーティングを傷つける恐れがあるため、炒めることはできません。)

 

さらに、便利機能として、自動調理、予約調理 がついています。

順に説明していきます。

無水調理

圧力調理の1種類として、無水調理もできます。

野菜に入っている水分だけで調理するので、料理に野菜のうまみ・甘みが凝縮され、栄養素も逃さない料理法です。

無水調理は、普通の鍋だととても焦げやすいのですが、電気圧力鍋なら水分を逃さないので、失敗しづらいです。

 

管理人はタジン鍋で無水調理しようとして丸焦げにしたことがあります。

 

ご飯を炊く

パナの電気圧力鍋では、ごはんを炊くことも可能です。

これも圧力調理の1種類です。

圧力釜で炊くと、炊飯器でたくときと若干色味が変わります。

白米であれば5合まで、玄米は4合まで炊けます。

 

パナソニック電気圧力鍋内釜容量写真

蒸す

圧力調理の1種として、蒸すこともできます。

蒸し用のプレートも付属しています。

 

煮る、ゆでる、炊く

もちろん、煮る、ゆでる、炊くこともできます。

これらも圧力調理になります。

あずきを炊いたら、ふっくらおいしくできました。

あずき

自動調理

材料をいれたら、ボタンを1つ押すだけで自動で圧力調理をしてくれる「自動調理」機能がついています。

対応メニューは、カレー、肉じゃが、角煮、ヘルシースープ、玄米、黒豆、甘酒の7種類です。

何分くらい圧力をかけたらいいか、悩まなくていいのでとても楽です。

自動調理でカレーを作ってみましたが、お肉がかなり柔らかくなりました。

 

材料ごとの圧力をかける時間の目安は、説明書に書いてあるので、これ以外のメニューでも難しくないです。

予約調理

予約調理もできます。

予約ができるのは、自動調理のうち、カレー、肉じゃが、角煮、ヘルシースープ、玄米の5種類です。

できあがり時間は、3時間~12時間後に設定できます。

 

ここまでさまざまな圧力調理を紹介してきましたが、圧力調理以外の機能も充実しています。

低温調理

低温調理は、70℃と85℃の2種類が使えます。

70℃では、プリン、温泉卵など。

85℃では、サラダチキン、茶碗蒸しなど。

 

70℃は、一般的にローストビーフの低温調理温度よりはちょっと高いですが、ミディアムの火の通り具合でもよければ、ローストビーフも作れます。

煮込み、温めなおし

圧力調理したあとに、ふたを開けて煮込んだり、後から温めなおしをすることもできます。

パナの電気圧力鍋でできないこと~炒める

残念ながら、パナソニックの電気圧力鍋(SR-MP300)では炒めることはできません

内釜のフッ素加工が剥がれることを防ぐためです。

そのため、カレーを作ったときは、フライパンで具材を炒めてから、煮込む段階で電気圧力鍋に投入するようにしました。

 

鍋を長持ちさせるためにはいいのかもしれません。

 

パナの電気圧力鍋は圧力鍋初心者でも使いこなせる?

圧力鍋初心者でも、使いこなせます。

理由は、パナの圧力鍋には説明書とレシピ本が付いているからです。

説明書には、材料別で何分圧力調理をするかの目安が書いてあるので、それを見ながら設定できます。

レシピ本には、80種類の料理がのっていて、そのまま作ればいいだけです。

例えば、こちらのロールキャベツはレシピ本そのままで作ったのですが、トマトのさわやかさとお肉のうまみが調和し、今まで作ったロールキャベツの中で一番おいしくできました。

ロールキャベツ

 

レシピ本の中には、ハーブなど普段家に置いていない材料を使うレシピもあるのですが、

家にないものは省いて作っても、かなりおいしくできます。

 

サムゲタン風スープは、クコの実、松の実、玄米は家になかったので、なしで作りましたが、ハマる味になりました。

 

参鶏湯写真

 

 

そのため、初心者でもパナソニックの電気圧力鍋なら使いこなすことができます

 

レシピブックについて

実は、パナの電気圧力鍋についてくる、レシピ本の内容は、パナソニックの公式ウェブサイトでも見ることができます。

しかも、レシピブックにのっているのは80種類なのですが、ウェブサイト版では20種類追加され、合計100種類のレシピが用意されています。

 

 

何を作ろうか迷ったら、ここを見れば作りたいものが見つかるはずです。

 

 

パナソニックの電気圧力鍋のデメリット

価格が激安ではない

パナソニックの電気圧力鍋は、価格の面では激安というわけではなく、アイリスオーヤマやコイズミ、シロカよりは高いです。

競合と思われる製品を値段順に並べました。

パナソニックの電気圧力鍋はミドルクラス~高級に位置しています。

 

メーカー 製品名 値段
アイリスオーヤマ 電気圧力鍋2.2L 2WAYタイプPC-MA2-W ¥10,700
コイズミ マイコン電気圧力鍋2.0L KSC-4501/W ¥12,000
シロカ 2L電気圧力鍋 SP-D131 ¥13,800
ショップジャパン クッキングプロ ¥16,170
象印 圧力IHなべ EL-MB30-VD ¥23,800
パナソニック 電気圧力鍋3L SR-MP300-K ¥24,376
ティファール クックフォーミーエクスプレス6.0L CY8511JP ¥25,800
シャープ ヘルシオホットクック1.6L KN-HW16E-W ¥51,000

(amazonの価格。価格は記事執筆時のもので、変更になっている可能性があります。

シャープのヘルシオは圧力鍋ではありませんが、競合品なのでリストアップしました。)

 

パナソニック電気圧力鍋写真

確かに少し高いのですが、毎日キッチンで目にするものなので、デザインも大切です。

パナソニックの電気圧力鍋SR-MP300は、シンプルで大きさすぎず、プロっぽいデザインなので、ちょっと高くてもキッチンの雰囲気にこだわりたい人には向いていると思います。

 

 

これが置いてあると、料理上手になった気がするから不思議です。

 

 

時短にはならない

電気圧力鍋は、時短にはなりません。

圧力をかけると確かに早く火がとおるものの、圧力をかけた後に鍋の中の圧力と温度が下がって、ふたを開けられるようになるまで、しばらく時間がかかるためです。

 

スイッチを押してから、ふたを開けられるまでの時間は、

サバの味噌煮など短いもので25分、おでんなど長いもので90分です。

 

これはパナソニックに限らず、電気圧力鍋すべてに共通して言えることです。

そのため、電気圧力鍋は、急いで料理を完成させたい人には向きません。

逆に、少し早めに料理を仕込んでおいて、あとはほったらかしておけば、夕飯の時間にはちょうどできているというような使い方ができる人に向いています。

 

パッキンのにおい移り?

ふたのパッキンのにおいが気になるという口コミを目にしました。

 

確かに圧力調理をすると、パッキンに料理のにおいがうつりますが、パッキンのにおいが次の料理に移ったことは一度もありません。

圧力調理をするときは、鍋の中の圧力は高い状態ですので、パッキンについたにおいの成分はパッキン側にぐっと押し付けられ、空気中に放出されにくいのではと思います。

なので、デメリットとして挙げましたが、個人的にはパッキンから料理へのにおい移りが気になったことは一度もないです。

(圧力をかけずに料理を保温をしつづけたら、パッキンから料理ににおいが移る可能性はあるかもしれません。)

 

パナソニックの電気圧力鍋のメリット

ほったらかしで料理が完成する

なんといってもほったらかしで料理を完成させてくれるのが便利です。

材料を投入したら、後は電気圧力鍋がやってくれますので、夕方少し早めの時間に仕込んで、いろいろ仕事をしていたら、夜ご飯の時間には勝手に料理ができています

 

安心して目を離すことができる

普通の鍋の場合は、タイマーをかけていてもガスコンロから目を離すのが怖いですが、

パナの電気圧力鍋なら火を使わないので、安心してその場を離れられます。

 

料理のレベルがあがる

圧力調理なので、普通に煮るだけでは絶対に出せない味染み料理が作れ、料理のレベルがぐっとあがります。

 

 

料理が楽しくなって、忙しくてもちょっと作ってみよう、という気になります。

 

 

 

まとめと値段の比較 amazon vs 楽天

まとめると、パナソニックの電気圧力鍋SR-MP300はこんな人に向いています

 

  • ちょっと高くてもキッチンの雰囲気にこだわりたい人
  • 早めに料理を仕込んでおいて、ほったらかしておけば夕飯の時間にはちょうどできている、という使い方ができる人

 

逆にこんな人には向いていません。

  • 時短で料理を完成させたい人

 

私が買ったときはAmazonで、26,000円くらいでしたが、今は少し値段が下がっているようです。

 

Amazon 24,376円

楽天 24,890円

(値段は記事執筆当時のもので、変わる可能性があります。)

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

パナの電気圧力鍋のある生活のイメージが少しでも伝われば幸いです。

 

 

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